mixhostレンタルサーバーを使ったWordPressサイト運用ガイド

2020年3月2日2022年1月19日

36コア72スレッドCPU＋256GBメモリ搭載といった高いスペックで、表示スピードやアクセス処理速度に関する満足度が高いmixhostレンタルサーバーについて、特徴や料金などを紹介します。

mixhostレンタルサーバーの主な特徴

ハードウェアもウェブサーバーも高速化が期待できるスペック

2020年3月2日現在、mixhostのホストサーバーはCPUが36コアで72スレッドのハイスペックなマシンを採用。メモリは256GBでストレージはピュアSSD（RAID10構成）となっています。
レンタルサーバーで利用できるスペックはプランごとに異なり料金に比例してアップします。一番安価なスタンダードプランだとvCPU4コア＋4GBメモリ、一番高価なエンタープライズプランでvCPU12コア＋32GBメモリと、ウェブサイトの規模に合わせてプラン選択とプラン変更ができるのも特徴といえるでしょう。

ウェブサーバーもLiteSpeedを採用することで標準的なApacheのサーバーよりも高速表示を実現。PHPやSSLも高速化の恩恵を受けられるので、WordPressを使っているウェブサイトにはメリットとなります。

WordPressの特化機能はクイックスタートと専用キャッシュ

mixhostでWordPressを使った新規ドメインのウェブサイトを立ち上げるのに要する時間は、公式サイトの表現をそのまま引用すると“90秒”。
ドメインとレンタルサーバーを同時申込できるのと、WordPressの初期設定はクイックスタートの操作画面に沿って進むだけでOK。
加えて、上で触れたLiteSpeedはWordPress用プラグインをインストールすることで、サーバーのキャッシュを利用したページ表示の高速化もできます。

レンタルサーバーでもクラウド型のようなスケーラビリティあり

mixhostの5種類あるプランバリエーションは、下位から上位へのプラン変更がタイムラグなしに実行できます。上位から下位へのプラン変更も可能で、こちらはタイムラグなしというわけにはいきませんが、コンテンツボリュームやアクセス状況などによってスペックのアップダウンができる柔軟性はクラウド型に近いともいえます。
レンタルサーバーであっても他の契約者の影響を受けないような制御をしているのも安心です。
なお、プラン変更に伴う料金体系は月毎でなく日割となります。

mixhostレンタルサーバーのスタンダードプランの要チェック機能

mixhostレンタルサーバーのプランは一番安価なスタンダードプランから順にプレミアム、ビジネス、ビジネスプラス、エンタープライズと5つのバリエーションがあります。
小規模事業のウェブサイトならスタンダードプランでもスペック的には十分で、以下にスタンダードプランの主な機能をピックアップしておきます。
なお、mixhostの公式サイト内には他社レンタルサーバーとの比較というページがあり、機能面での比較検討材料となるでしょう。

mixhostレンタルサーバーのスタンダードプランの利用料金

mixhostレンタルサーバーの料金体系はスタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプラス、エンタープライズ5つのプランそれぞれに3ヶ月・6ヶ月12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月という契約期間設定が用意されています。
月あたりの利用料金がもっとも安価になるのはスタンダードプランの36ヶ月契約で、880円/月。初期費用は無料で、30日間返金保証も付いています。
以下はスタンダードプランの料金体系で、金額は税別表記です。

まとめ

mixhostレンタルサーバーを利用することの3つのメリット

mixhostレンタルサーバーの特徴を整理すると、主に以下の3つがメリットといえます。

mixhostレンタルサーバーの特性が活きる利用シーンとは

では、mixhostレンタルサーバーの特性を活かすならどんな利用シーンにマッチするのか、3つほど例を挙げておきます。

【注意点】コンパネはメニューが豊富過ぎるcPanelを採用

mixhostレンタルサーバーのコントロールパネルはcPanelを採用。
下のサムネール画像をクリックすると、デモサイトのスクリーンショット全体を見ることができますが、すごくメニューが豊富で画面が長いのです！
サーバー管理の専門知識がないヒトにとってはわかりにくいので、最初のウェブサイトを設定する際、簡単な手順書にまとめておくといいでしょう。
これは箇条書きでも十分で、別なウェブサイト構築時もほぼ同じ作業をする際、記憶のみに頼るとミスが起きやすいからです。