WordPressおすすめ無料テーマレビュー1:LION MEDIA

2019年8月25日

千葉県のホームページ制作会社、フィットが手掛けるWordPressのおすすめ無料テーマ「LION MEDIA」。プラグインなしでのAMP対応など主な特徴や、実際に使ってみた管理画面の機能などを紹介します。

LION MEDIAというWordPress無料テーマの概要

LION MEDIAは名称からもわかるように、メディアサイト用として開発されたテーマ。同じフィットの無料テーマにはLION BLOGがあり、こちらはブログ用。公式サイトのデモを見ると、例えばトップページのデフォルト設定で、LION MEDIAの方はアイキャッチ画像含めたグリッドデザインになっている点などが違いといえるでしょう。
また、フィットは有料テーマであるTHE THORも手掛けています。読み方は“ザ・ソー”ではなく“ザ・トール”。こちらについては別途レビューしたいと思います。

WordPress無料テーマ、LION MEDIAの主な特徴

プラグインなしで多種多様な機能を実現

AMP対応をはじめパンくずリストやウィジェットエリアの管理など、豊富な機能を実装しているのがLION MEDIAのセールスポイント。公式サイトでは「55の機能と特徴を備えた」という表記をしています。
ただし、AMP対応についてはプラグインのAMPとどちらがよいかは改めて検証していきたいと思います。他の機能についても、これまでWordPressを運用してきた経験がある程度あれば、実績豊富なプラグインの方が使いやすいという判断もあるでしょう。
一方、新規のサイト構築でSEO対策を重視するのであれば、一通りLION MEDIAの機能をチェックしておくのもムダではありません。慣れてしまえば、更新作業を一元化できる可能性があるからです。

W3Cのマークアップチェックでエラーが出ない

当サイトではテスト的にLION MEDIAで投稿記事を作って、W3CのMarkup Validation Serviceでチェックしてみました。
その結果、Warningが6つ出ましたが、Errorはなし。コンテンツの内容にもよるでしょうが、カスタムHTMLを使用しなければ、そうそうErrorは出ないのかもしれません。

SEO関連の標準機能が充実している

LION MEDIAをテーマとして有効化すると、投稿記事や固定ページの管理画面で、本文の下に【SEO対策】というブロックが表示されます。ここではtitle設定、description設定、meta robot設定がそれぞれ設定できます。
テーマのカスタマイズ画面ではSEO設定としてCSS非同期読込設定というメニューがあり、有効化することで表示スピードがアップするものの、読み込み時は習慣的にレイアウトが崩れるように見えるといった注意点もあります。

WordPress無料テーマ、LION MEDIAの導入事例

フィットのコーポレートサイトにはホームページ制作実績が掲載されています。その中から、LION MEDIAを使用しているサイトをピックアップしてみました。

HEALTH KITCHEN | からだに優しい健康レシピサイト

レシピ情報をサイトで、各レシピのメインコンテンツは動画。一覧画面ではメインビジュアルの静止画が目立つレイアウトになっています。

引用元:株式会社フィット|ホームページ制作実績(https://fit-jp.com/works/hk-web/)

メディアサイト向け無料WordPressテーマ「LION MEDIA」のデモサイト

フィットはサブドメインを利用してLION MEDIAのデモサイトを公開しています。アイキャッチ画像にタグのワードが表示されるという特徴がよくわかります。

引用元:株式会社フィット|ホームページ制作実績(https://fit-jp.com/works/lionmedia-web/)

LION MEDIA公式サイト

LION MEDIA公式サイト ダウンロードページ