SEO対策で利用したいWordPressのおすすめプラグインガイド

2019年9月12日

WordPressのSEO対策で利用される代表的なプラグインと、SEO対策に優れる無料テーマLuxeritasを使う場合のプラグインとの組み合わせや注意点などを紹介します。

定番人気のWordPressのSEO対策プラグイン、Yoast SEO

引用元:WordPress.org日本語|Yoast SEO(https://ja.wordpress.org/plugins/wordpress-seo/)

2019年9月12日現在、Yoast SEOの有効インストール数は5百万+、5つ星表は2.5万以上。WordPressのSEO対策プラグインの中でも人気が高く、定番ともいえるのがYoast SEOです。
titleやmeta descriptionをページごとに設定できるのはいうまでもなく、スニペットはプレビューで見え方をチェックしつつ編集することができます。
無料版と、89ドルで1年間の無料アップデート及びサポートが付いてくる有料版のプレミアムとがあり、両方に共通する便利機能の主なものをピックアップしてみましょう。

  • サイトマップ用XML生成機能があり別途のプラグインは不要
  • 可読性解析機能で第三者目線の評価目安をチェックできる
  • コンテンツ作成者が1人の場合、重複コンテンツを回避しやすい

さらに、有料版限定の機能で気になるのが、内部リンクを提案してくれる機能やキーワードと文章のマッチングをチェックできる機能です。

WordPress内Yoast SEOページ

もうひとつの定番SEOプラグイン、All in One SEO Pack

引用元:WordPress.org日本語|All in One SEO Pack(https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-seo-pack/)

All in One SEO Packも無料版と有料版のAll in One SEO Pack Proがあり、Proは68ドル~。こちらは2019年9月12日現在の有効インストール数は2百万+、5つ星表は358となっています。
metaタグの自動生成、サイトマップ用XML生成は標準のページ用と画像用も可能で、AMP対応しているのも特徴。WooCommerceなどを利用したECサイトなら、無料プラグインでSEO連携できるのも便利です。

WordPress内All in One SEO Packページ

WordPressテーマLuxeritasで設定できるSEO関連項目

WordPressのSEO対策はプラグインによるものだけでなく、テーマによっては十分なSEO最適化が期待できるものもあります。ここでは、その代表的なものとして、Luxeritasの設定項目について紹介します。

Luxeritasをテーマとして選択するとカスタマイズメニューが表示され、上図のようなSEO関連項目の設定ができます。

追加するタグ構造化データの設定といった、サイト全体に関連するSEO関連項目は上図の画面で設定します。
ページ単位では、titleやmetaタグを個別設定できるのはいうまでもなく、noindexなどの設定も可能。スタンダードなSEO対策であれば、物足りないということはなさそうです。

プラグインとSEOに強いテーマ、どちらがよい?

SEO関連項目を設定できるテーマとしてLuxeritasを紹介しましたが、その公式サイトでも触れているように、このテーマを使う場合、SEO関連プラグインを使うのは非推奨とされています。タグの重複などにより、評価を下げるリスクがあるからです。
ただし、上で紹介した2つのSEO専門プラグインは、特に有料版となると独自機能にも魅力的なものがあります。どうしても利用したい機能があって、テーマとバッティングする部分がある場合、リスクはありつつもそれぞれの機能で重複する部分はどちらかを設定オフにしてみる必要があります。
現実的にはテーマの設定が先だと思われますので、専用プラグインを使わずに一定期間運用した上で、必要に応じて専用プラグインの必要機能のみの導入を検討するといったところでしょう。